私たちのこと

~ PCCグループの理念とビジョン ~

VISION

私たちの理念

私たちは、「性の健康」領域の医療において、専門性の高さと患者さまへの寄り添いを原点にしています。

一人ひとりの悩みに寄り添いながら、
性感染症の適切な
診断・治療に貢献します

専門性の高さ

私たちが提供する「性感染症の診療」は、泌尿器科・婦人科・皮膚科・感染症科・耳鼻咽喉科など、幅広い診療科を対象とし、分野ごとの専門性を有しています。

これらを総合的に診るには、多角的な視点から患者さまと向き合い、適切なコミュニケーションを重ねながら診療を進める必要があります。
ただ検査を行いお薬を出すだけではなく、その患者さまを取り巻く状況や関係性について把握し、様々なリスクを考慮した上で、必要な医療を提供することを大切にしています。

私たちの組織には、性感染症/感染症の臨床経験を積み、関連学会の専門医・認定医資格をもった医師が多く在籍しています。また、日本性感染症学会認定士や性の健康カウンセラーの資格を取得したスタッフ(看護師・検査技師・受付等)が多く在籍しています。

これら全スタッフが一丸となり、専門性の高い医療の提供を目指しています。

患者さまへの寄り添い

「性の健康」という、非常にセンシティブな分野では、安心して相談できる、信頼関係に根ざしたコミュニケーションが不可欠であり、医師はじめ全スタッフは、患者さまへの寄り添いを大切にしています。

私たちは日々、さまざまな患者さまに接しています。年齢性別だけでなく、セクシャリティ・職業・国籍など、多様な背景を持つ方々が無理なく安心できるよう、自然で配慮ある対応に努めています。

この理念を原点とし、すべての方から『来院して良かった』と感じていただけるクリニックを目指しています。

私たちのビジョン

私たちのビジョンは、性の健康と向き合った社会を創造することです。

「性の健康に向き合った社会の創造」

性の健康について語ることには、いまだに心理的な抵抗感や、時に偏見差別を伴うのが現状です。しかし、人が生きていく中で、性の健康に関わる医療は、誰にとっても欠かせないものであり、私たちは「性の健康」をオープンに語れる社会の実現が必要と考えています。

STD研究所の開設(知識と検査)

その実現のために、私たちは「性感染症の正しい知識・検査の大切さを発信するサイト:STD研究所」を開設しました。今から20数年以上前の、日本ではインターネットが普及し始めた頃です。今のようにスマホで気軽に情報を得られる時代ではなく、性感染症を相談できる人や本に出会うことは難しいため、一人で悩んで閉じこもってしまうような状況でした。
そこで、STD研究所では、皆さまの悩みを解決するために、性感染症の正しい知識を広げること・性感染症の郵送検査キットの提供を始めました。

性感染症の正しい知識は、日本性感染症学会のガイドラインを、一般の方が分かりやすい内容・イラスト・動画等に置き換えて発信しました。
性感染症の郵送検査キットは、手に取ったときに後ろめたさを感じないよう、シンプルかつおしゃれなデザインでパッケージ化し、完全な匿名検査・インターネットで結果確認、受診フォローまでしてもらえる、といった、今までになかった仕組みを提供しました。

HIV検査に関しては、外部精度調査で最高評価を受けており、陽性者フォローにおいても、最も多くの方を医療に結び付けています。

クリニックの開設(診療)

性感染症の正しい知識がすぐに入手できること・いつでもどこでも可能な郵送検査サービスを追求する中で、利用者の皆さまにおける「医療への架け橋になること」が大きな目標となっていきました。

郵送検査サービスにおいて、「受検者へのきめ細かなフォローと、検査の信頼性確保」を柱とすることが、このあと開設するプライベートケアクリニックグループ(=PCCグループ)の理念につながりました。

一人ひとりの悩みに寄り添いながら、
性感染症の適切な
診断・治療に貢献します

「性の健康」は、心も体も健康でいられるための大切な要素のひとつであり、幅広い診療科を対象とし分野ごとの専門性を有する性感染症診療の奥深さを学んだ私たちは、「こういうクリニックなら受診したい」というイメージを掲げ、プライベートケアクリニック東京を開設することになります。

「検査」や「診療」によって、性の健康に悩む人をやさしく支える環境を作ることは、性の健康に向き合った社会を創る上で、最も大切な基本であると考えています。

アウトリーチとしての
予防啓発活動へ

「検査」や「診療」は、悩みを抱える人を私たちが受動的に迎えて行う活動です。加えて、世の中の人々に直接届くよう、能動的に働きかける活動として「予防啓発」の取組みを始めました。
今は、年間35,000人以上の人へセクシャルヘルスセット(コンドーム・ローション・啓発冊子のセット)を配布しています。

今やHIV治療の進歩も目覚ましく、U=U(Undetectable = Untransmittable:ウイルス量が検出できない状態になれば、HIVは他の人にうつらない)が実現する時代になりました。

予防医療として、HIV予防薬PrEPやPEP、性感染症予防薬DoxyPEP、各種ワクチン接種等を多くの方にご提供しています。

このような経緯をたどりながら、世の中のすべての人が性の健康と向き合えるよう「検査」「治療」「予防」の環境を創ってきました。
私たちの活動を日本中に届けることで、社会における理解が進み、「性の健康」についてオープンに語ることがあたりまえの社会になってほしいと願っています。

私たちの活動を、日本中に届ける

ビジョン実現のために
~これまで~

STD研究所で提供している郵送検査キット(STDチェッカー)は、サービス内容が認められ、厚生労働省エイズ対策研究班や各自治体におけるHIV・梅毒検査に採用されています。
特に、陽性者に対するサポート・医療連携体制や検査精度の高さに加え、匿名検査をベースとした個人情報保護体制・各種法令順守体制が評価されています。

また、プライベートケアクリニック東京は、主に首都圏(新宿院・東京院)にて多くの患者さまの診療を行っていますが、この度、プライベートケアクリニック名古屋栄を開設いたしました。
各院の地域性・患者さまの多様性を大切にしながら、専門性の高さと患者さまへ寄り添う姿勢が皆さまに伝わり、性の健康を大切にする方のかかりつけクリニックになっていると思います。

ビジョン実現のために
~次のステージへ~

そしてこのたびは、私たちが高めてきた性感染症・性の健康における「検査・診療・予防」の活動を日本中に届けたいという想いから、「アンドプラスクリニック」を開設することになりました。

アンドプラスクリニックロゴ

プライベートケアクリニック東京のロゴである「&:つながる」と、私たちが大切にしている想い・医療を「+」として表現しています。

あなたが日本中どこにいても私たちとつながる・身近にいる、そしていつでも専門性の高い医療を受けることができる環境の実現を目指します。

ぜひ、知って来てくださったら、嬉しい。
私たちはこんなことを考えている
クリニックです。

supported by
PRIVATE CARE CLINIC TOKYO,
STD研究所

プライベートケアクリニック東京
STD研究所